はじめまして。谷と申します。若狭テックではホームページ制作事業を運営しております。
もともと当社(有限会社若狭不動産)の基幹事業は不動産業であり、私も不動産業者として10年以上仕事をしてきました。ホームページ制作は新しい事業です。
私は新卒で大和ハウス工業株式会社の情報システム部に入社し、しばらくシステムエンジニアとして働いていました。その後家業を継ぐために若狭不動産に入社し、今では代表取締役として会社を経営する立場にいます。
私が若狭不動産に入社した時、すでに会社のホームページはあったのですが、更新作業が大変で、手間のかかるものでした。当時は情報が少なく、HTMLというファイルを作ってアップロードするという、旧来の方法で更新していました。
小さな会社では情報システム部という部署がないことがよくあります。当社もそうだったので、更新作業をするのはエンジニアではない事務員さんでした。ホームページビルダーを使って、数日に1回というハイペースで更新しなければなりません。時には1度の更新で何時間も使ったり、大変効率の悪いものでした。
私が若狭不動産に入社して最初にする仕事は、会社のホームページの制作と更新作業でした。見た目をほとんど変えずに、更新作業をわずかな時間でできるようにしてほしい、とのこと。
とはいっても、大企業と中小企業では、使っているシステムや機材、ソフトウェアなど、何から何まで違います。元システムエンジニアのため基本的なことはもちろん知ってはいますが、ほとんどゼロからのスタート同然でした。
しかも不動産、特に賃貸がメインの不動産会社は、頻繁にデータの更新があります。「ファイルを作ってアップロードするだけ」という単純なやり方では、この要求を満たすことはできませんでした。
そこで私はデータベースをエクセルで作成し、エクセルの中身を更新すればそれでほぼ更新作業が終わる、という仕組みを作りました。これはさらに便利な効果がありました。例えばエクセルのデータからチラシを作ることもできるようになりました。
このように、会社の様々な事務作業を、パソコンを使って効率的に行えるような仕組みを作ることをシステム開発などと呼びます。それからというもの、機会があれば可能な限り便利なシステムを作り、作業を効率化できるようにしてきました。もしシステム開発を一切せずにしていたら、今でも大量の事務作業にものすごい時間をかけていたに違いありません。
システム開発は日本では通常、外注契約などで他社のやってもらうのが一般的です。ただシステム開発は発注する側もそこそこパソコンについて詳しくなければなりません。例えば「こういう作業は自動化できる」という大まかなことを知らなければ、どんな作業を効率化してほしいかが思いつきません。結果として、システム開発を依頼するという発想すら思い浮かびません。
また開発費も高額になるため、他社にシステム開発を依頼するのは大きな負担です。なるべくリスクを取りたくなかった私は、他社に依頼することはせず、自力でシステムを開発してきました。
これらの技術は当然、当社と同じ中小企業向けのシステムが多いです。これらは当社と同じ中小企業でも同様に便利な技術ではないかと考えています。
当社のホームページの更新作業は私が手作業でやっており、この製作技術を他の企業様でも使ってもらいたいと思い、ホームページ制作事業をはじめました。しかし当社のホームページの更新の仕組みは、実は少々手の混んだものになっており、エンジニアの知識がないと更新できないようになっています。なぜそんな難しいことをしたのかというと、これが一番早いからです。ホームページの更新は毎日行う作業なので、少しでも時間をかけたくなかった私は、非常に素早く更新作業ができるように仕組みを作りました。
ただこの仕組をほかの企業様に使ってもらうのは難しいことです。この技術をそのまま提供するのは難しいことです。そこで私はワードプレス(WordPress)という仕組みを作ってホームページを作ることを学びました。
ワードプレスはほとんどのホームページ制作会社が使っている仕組みで、いわばブログを更新する要領でホームページの更新ができる仕組みです。これなら専門的な知識がなくてもホームページの更新ができます。
既存の制作会社を参考にし、この仕組でホームページ制作を受けることにいたしました。
当社は賃貸中心の不動産会社であることもあり、ホームページの重要性は非常に高いものでした。
ずっと昔は、賃貸の不動産会社といえば、会社の窓ガラスにいっぱい物件のチラシが貼り付けられていたり、会社の玄関前に大きな掲示板がおいてあって、そこにやはり物件のチラシが大量に貼り付けられている、というイメージがあることと存じます。
現在もチラシは有効な宣伝方法ですが、ほとんどのお客様はまずホームページを見て物件の情報を得られます。時には初期費用から3Dパノラマ写真まで見ることができます。物件の情報はスマートフォンがあればすべて手に入ります。
こんなことが当たり前になってしまったので、賃貸業が中心の不動産会社で、ホームページを持たない会社などもはや考えられない世の中になっています。ホームページを持たない不動産会社には、もはやお客様は来られないでしょう。当社でホームページを作り、物件情報を絶えず更新していくというのは、企業としては当然の流れでした。
このようにお客様に直接閲覧してもらうためにホームページを作るのは当然ですが、企業の方でもホームページを見る機会はたくさんあります。例えばある企業の方が、別の企業の方に取引を提案された時、相手方の企業がどのような企業か調べる時、まずホームページを見ることでしょう。企業のホームページにはほとんどで会社概要が載せてあるので、調べようと思ったらすぐさま多くの情報を入手できます。概要だけでなく、実績やスタッフの紹介などしてあると、さらに相手方の企業のイメージがつかみやすいです。このあたりに手を抜いてしまうと、取引先に信用されずに取引が不成立になる、ということも考えられなくもありません。
ホームページは企業の顔として、重要というよりは当然あるものとして世間で認識されていますが、適当に思いつきの文章を並べただけでは狙った成果を出すことができません。その内容は、お客様に向けて述べられたのか、それとも取引先の企業に述べられたものか、そしてどれだけの情報を出すべきかなど、詳細な検討が必要になります。
また競合企業が多数あるような状況だと、お客様がインターネット検索したときに競合企業にお客様を取られてしまうかもしれません。そのためインターネット検索したときにより早く目に付きやすいようにするための対策(SEO対策)もする必要があります。ホームページをどのような構成にし、どのような言葉を使うのかなどの検討が必要になります。
ホームページ制作会社は当然、あなたの会社がどのような事業を行っているかを知りません。そのため「とにかく当社のホームページを作ってください。私達は何もしません」というだけでは制作は進みません。
文章や写真などは貴社で作ってもらう必要があります。例えば会社概要のページを作る時、代表あいさつにどのような文章を入れるかは、ホームページ制作会社が考えることはできません。また貴社の社内の写真を載せようと思った場合も、制作会社が作ることはできません。そういった素材に関しては貴社で用意してもらう必要があります。
しかし私達も、それら文章に対して何もアドバイスできない、というわけではありません。検索エンジンでより探されやすいよう、載せたほうがよさそうなキーワードを提案したり、タイトル名を提案したりすることはできます。文章や写真も、闇雲に大量に載せればいいというものではないので、そのあたりは必要であれば競合調査などをしてアドバイスできます。
制作会社と依頼会社、両方が協力して初めてよいホームページができあがります。貴社の目的を達成できるよう、全力でサポートしていくつもりです。
会社名
有限会社 若狭不動産
部署名
IT事業部 若狭テック
代表取締役
谷 重隆
営業時間
営業時間 9時~6時 定休日 日曜・水曜 その他休日 祝日・盆・年末年始
電話・FAX番号
TEL 0770-77-1707 FAX 0770-77-1708
所在地
福井県大飯郡おおい町本郷128-33-2
最寄駅
JR若狭本郷駅から徒歩7分
事業内容
ホームページ制作 印刷物の制作(DTP制作)
設立
若狭不動産 1987年4月1日 若狭テック 2021年4月1日
その他
おおい町商工会会員 大飯中学校の職場体験実習